Yuki Amarone
Google
週末夜に妻とディナーを頂きました。
カウンター8席のお店ですが、その夜の客は我々だけで、何と貸切状態でした!
カウンターテーブルや厨房はシルバーやグレイを基調としていて、ニューヨークのモダンレストランのような雰囲気でした。BGMにはヒップホップがかかっていました。
この時点で普通のフレンチレストランとは異なりました。
コース料理は19,800円(税サ込)。
頂いた料理やワインは以下です。
◯シャンパンで乾杯@1,760円
レモン、アップル、ミネラルのフレーバーでドライで美味しいシャンパンでした。
◯スッポンスープ、冬瓜、地元米「きぬむすめ」
→何といきなりお米!冬瓜とスープが優しい味で美味しかったです。
◯赤イカとセロリ
→まだまだ暑い中、あっさりした美味しい一品
◯シマアジ、イクラ、キャベツなど
→脂の乗ったシマアジ、イクラ、野菜、オリーブオイルが絶妙にミックスされた美味しい前菜でした。そして素晴らしいプレゼンテーションでした!食材は和ですが、ここでフレンチの雰囲気が高まりました。
◯シャンパンおかわり
◯鰹と茗荷
→新鮮な鰹に茗荷が良く合っていました。今度は和食感たっぷりに。
◯むつみ豚(萩)、無花果、チーズ
→上に乗っていた無花果の葉から良い香りがしました。豚と無花果の実のマリアージュがとても良かったです。そしてチーズが良いアクセントでした。とてもシャンパンに合いました。
◯フランス ラングドックのピノノワール(赤ワイン)@1,300円
→ストロベリー、チェリーの風味、皮やオークの香り
◯渡り蟹、ズッキーニの茶碗蒸し
→中華っぽい味付けの一品でした。少しスパイシーで美味しかったです。
◯トマト、そうめん(菊川の糸)、バジル
→トマトのそうめんとはユニークでした。これがとても美味しかったです。シェフによると液体も全てトマトだとのこと。体に良さそうだったのでスープも含めて全部頂きました。
◯パン
→ここでパンが出てきました。こんがり焼かれたパンの表面はパリパリで美味しかったです。
◯メダイ、銀杏、ムール貝の入ったスープ
→地元のメダイとムール貝を使った一品。このスープがものすごく美味しかったです!パンを使って隅々までスープを頂きました。
レベルが高い今回のコースメニューの中でも、私の中ではこの一品がMVP!
◯イタリア プーリアのPrimitivo(赤ワイン)@1,300円
→チェリー、ブラックベリー、ほのかにチョコレート、ペッパーなどの風味のあるフルボディの赤ワイン。次の和牛用にセレクト。
◯和牛、舞茸
→生産地は萩、部位はイチボ。ジューシーで脂が乗っていてとても美味しかったです。
◯白桃とセロリ
→ピーチアイスとセロリは共にサッパリで相性抜群。
◯チョコ
→甘さ控えめの美味しいチョコでした。
◯紅茶
→6種類の中から選択できました。
地元の食材をふんだんに使ったとても美味しいコース料理でした。和食とフレンチとイタリアンが融合したボーダーレスでオリジナリティーある食事がどんどん出てきたのでとても楽しかったです。
お店はオーナーシェフ高津さんの完全ワンオペでした。親しみ易い語り口で、料理の説明を丁寧にして下さいました。
既に9月中旬でしたが、下関はまだまだ暑くて、あえて夏料理を提供されたとのことでした。
お会計は2人で合計税サ込みで49K円。
コース料理の質と量を考えるとかなりの高コスパでした。ワインをお安く提供頂いたのも嬉しかったです。
とても楽しい約3時間の食事でした。
ご馳走様でした。